◆文月◆7月 「当然~こうあるべき」「ねばならない」思考
コロナ禍に「マスク警察」「帰省警察」「自粛警察」「ワクチン接種警察」など、さまざまな言葉が生まれました。思い描いているあるべき姿と異なる時、許せなくなるのでしょう。正義感を振りかざす傾向のある人は、怒りがこみ上げた時、一呼吸おくことも大切です。
「よい夫(妻)であるべき」「私は人よりすぐれていなければならない」「私は大事にされるべき」「私は人に好かれなければならない」など、多くの人の心にも多少は住みついている思考と思います。
「こうすべき」から「~だったらいいのになぁ」と考え方を切り替えると自分も周りの人も気持ちが楽になります。「マスクをつけないのはけしからん」ではなく、「マスクをつけてくれたら安心するんだけどなぁ」と気持ちを切り替えてみてはいかがでしょうか。
今日良かったこと、嬉しかったこと、ありがたかったことを感謝の日記に記録していくうちに、当たり前ととらえていたことが実はありがたいことであることに気づき、「こうあるべき」という考え方は少しずつ和らいでいくでしょう。